Webサービス構築の技術としてJavaは確固たる地位を築いている。もちろん実装技術は数多く存在し、マイクロソフトをはじめとするいくつかのベンダーは独自の実装技術を開発して提供している。しかし、ある程度大規模なシステムの構築や複雑な実装をしようと考えるなら、実績を考慮してJavaでの実装が最も現実的だろう。
本書はWebサービスをJavaで実装する手法を解説したものだ。XML、SOAP、WSDL、UDDIが内容の中心となっている。題材として、スケートボードを販売する架空のベンチャー企業が取り上げられており、この会社の保有しているシステムをコンサルティング会社がより生産性の高いシステムに改良する、というストーリーに沿って解説が進められる。
各章の内容は以下の通りである。
第一章 Webサービスの概要。Webサービスの定義や各社の取り組み、産業界の動向など。そのほか、相互接続性と役立つツールの紹介、ミドルウェア製品の話題、Webサービスの将来のコンセプトの紹介を行っている。解説にはコードを豊富に利用しているので、実装の際には大いに参考になるだろう。(斎藤牧人)
第二章 XMLの入門として基本的な書式からJavaアプリケーションによるXMLドキュメントの生成、解析、処理について解説。
第三章 SOAPによる実装。SOAPの基本を解説した後、実装、テスト、デバッグなどの一連の流れに沿ってSOAP実装の概略を述べている。
第四章 Apache Software FoundationのSOAP実装技術であるAxisを取り上げて本格的なWebサービスの構築について解説。
第五章 Webサービスに不可欠のセキュリティの実装とすでに存在している企業アプリケーションとの統合について解説。
第六章 サービス定義言語であるWSDLの解説とJavaによるWSDLの取り扱い。
第七章 サービスレジストリのUDDIについて、その役割と実装を解説。
出版社/著者からの内容紹介
◆WebサービスをJavaで実装、サンプル満載!◆
XML、SOAP、WSDL、UDDIを利用し、Apache Axis上で、
JSP、Servlet、EJBなど、Java技術を使ってWebサービスを構築する手法を解説。
豊富なケーススタディーとサンプルコードにより、Webサービスの実装方法を具体的に示す。
全米ベストセラーの最先端技術書。
