仮面ライダー555 DVD特集
仮面ライダー555 VOL.1
まず最初に主人公側(ライダーサイド)の登場人物の性格が面白いです。人と係わるのが嫌いで憎まれ口ばかり叩きおまけに猫舌な主人公に割とまともだがやたら寝言の多いヒロイン。
極めつけは啓太郎です。この人面白すぎです。何かハプニングがある度「も、もうダメだ・・・。皆不幸になっちゃうよ・・・」等々ぶつぶつ言いながら半泣きになる姿は笑えます。逆にもう一人の主人公側(オルフェノクサイド)の登場人物は裏切られたりの不幸続きで見ていて可哀想になってきます。 あと暗闇で光るファイズや、各ファイズギアを使った必殺技、ロボットに変形するバイク等、戦闘シーンにも見所が多いです。
まず最初に主人公側(ライダーサイド)の登場人物の性格が面白いです。人と係わるのが嫌いで憎まれ口ばかり叩きおまけに猫舌な主人公にやたら寝言の多いヒロイン。
極めつけは啓太郎です。この人面白すぎです。何かハプニングがある度「も、もうダメだ・・・。皆不幸になっちゃうよ・・・」等々ぶつぶつ言いながら半泣きになる姿は笑えます。逆にもう一人の主人公側(オルフェノクサイド)の登場人物は裏切られたりの不幸続きで見ていて可哀想になってきます。 あと暗闇で光るファイズや、各ファイズギアを使った必殺技、ロボットに変形するバイク等、戦闘シーンにも見所が多いです。
立派なテーマはいくつかあるようですが、
それを全くといっていいほど消化できていません。 脚本が未熟すぎます。 1)エピソード不在 物語において重要なのは、キャラクターの動機の説明です。 登場キャラが行動をするさい、なぜそのようなことをするのか。 その動機を視聴者に納得させなくてはいけません。 この動機を説明する重要なエピソードがたいへんに雑です。 例えば主人公。 状況に巻き込まれただけの主人公は、怪物と戦う動機を持っていません。 ではなぜ彼が命をかけてまで怪物と戦うのか、 それを視聴者に納得させる必要があります。 主人公の動機が一応説明されるのは、8話になります。 ヒロインの真里が美容師という夢にむかってがんばります。 それをみた主人公が「俺には夢はないが、他人の夢を守る人間になる」と宣言し、 戦うことを決意します。 なのに、ヒロインが美容師を目指す描写はこれ以降ほとんど出てきません。クリーニング屋で働いてばかりです。 ヒロインの夢を守るというのは、主人公が戦う動機を説明しているのですから、 物語の基軸になる大切なエピソードです。 なのに、8話以降、ヒロインは美容師のことなんかすっかり忘れてしまいます。 これでは主人公が戦う動機までがゆらいでいます。 本来なら、ヒロインが努力する描写を何度もして、主人公がさらに深く決意をするエピソードをいれるべきです。 一事が万事この調子です。木場が憎んでいたはずの人間を守る動機、啓太郎が怪物に教われ人がどんどん死んでいるのに事件に関わろうとする動機など、キャラの行動が理解できません。啓太郎なんて、あれだけ周囲で人が死んで本人も怪物に襲われているのに、会ったばかりで素性が知れない人間を、店で使って同居する理由がありません。お人よしってだけじゃ説明つかないでしょう。 2)主人公の物語不在 主人公のエピソードは、物語を進めるメインエンジンです。 これが実は全く存在していません。主人公がどういう立ち位置で物語に関わるのかはっきりしません。元々主人公は行きずりの人間ですから、物語に関わる必然性がありません。必然性がないまま、終盤までたいした理由もなく怪物を殺しつづけています。これでは、主人公はただの殺人者です。 3)コミックリリーフが不発 555は暗い話が多いので、テンポを変えるコミックリリーフが重要です。 物語では、啓太郎と海堂がその役割をになっています。 ですが、二人がギャグを入れても、周囲が否定的な反応しかしないので、テンポが完全には変わりません。 これは脚本ミスといっていいでしょう。 555は、子供向け番組にしては暗い物語です。善と悪が明確ではなく、誰もが主人公を裏切る可能性を持っています。ですが、そのテーマを固める脚本が未熟すぎます。 ご立派なお題目だけがツルツルと上滑りをしてしまっています。 脚本がもう少しよければ、もっと違った番組になっていたでしょう。そういう意味では惜しい作品であったといえます。
星二つにしたのは、何もストーリーがつまらなかったからではありません。むしろ、すごく面白いと思っていました。その面白さは、
「一、二話見て終わりにしようかな〜」 と思って見始めたら止まらなくなって、一気にDVD三巻ぐらいは見てしまった事がザラにあるほどです。様々な人間の思惑や迷い、苦悩、狂気などのドラマが重厚に描かれていて、大人でも十分見応えがあると思います。 それなのに何故星二つなのか?それは、出来の悪い最終回が、全ての元凶です。何故最終回の出来が悪いのかというと、一番の理由は、明らかにムリヤリ詰め込んで終わらせたようにしか見えないからです。 コイツとコイツの対決は、丸一話分使ってでも見せるべきだろうと思われるバトルが、たかが四、五分かそこらで、サッサとケリをつけてしまったり、ラスボスを倒す事をためらっていた人物が、何故か最終決戦では何のためらいもなく、フツーに倒そうとしてたり…。明らかに、 「あ、ヤバッ、いつの間にか最終回になっちゃった、何とか終わらせなくちゃ!」 っていう感じで、ムリヤリ終わらせたのがバレバレな展開です。 もっと丁寧に描いていけば、非常に深みのある内容になったかもしれないバトルシーンもあったのに…。あの最終回は、それらをことごとく台無しにしたとも言えます。 まとまりのない最終回が全てダメにしてしまった作品であり、同時にすごく惜しい作品だと思います。せっかくストーリーが面白くて、主題歌もカッコ良くて、ヒロインも可愛いのに{関係ないって?(汗)}、終わり方が不完全燃焼なため、私はこれを、堂々と人にお勧め出来る作品だとは言えません。個々のストーリーは非常に面白くても、一つの作品としての完成度は低いからです。 私は、個人的には井上さんの台本は面白いと思っているのですが、彼の台本は不完全燃焼な部分が目立つため、これまた非常に惜しい脚本家さんだと思っています。 今放送されている「仮面ライダー・キバ」も井上さんの台本みたいですが、願わくば今度こそ井上台本の最大の欠点である「まとまりのなさ」が改善されていたらと思います。
まず始めにこの作品はヒーロー物ではありません。
自分の身の上に起こったとある事情が登場人物全員を追い込んでいきます。 自分自身が人ならぬ化物になったら?人間を凌駕する力を持ったらどう生きるか? 心は不完全な人間である以上その力におぼれ過ちも犯していきます。 悩み続ける彼ら、自分達の力ではどうすることも出来ない事態にどう生きるのか? 正直言ってこの話にはヒーローは居ません。 555に変身する巧くんですら自分自身に最後まで迷います。 エゴとエゴのぶつかり合いは見ていて辛いのですが完全な人間がいないこの話は リアルな人間のお話だと思いました。 何度でも悩み理性が納得しても自分自身の感情は納得できないことがあるじゃないですか。 その感情に振り回されても必死で生きた人間達のドラマです。 555(カイザ&デルタも)自体、適正があれば誰でも変身できるユニークなライダーです。 その適正が全キャラの悩みのヒントですがw メリハリある戦闘シーンと変身シーンは必見! 最近バラエティに出てくる半田健人氏のデビュー作でもあります。 結構精神的にキツイ展開や残虐シーンがあるのでR15指定してもいいかもしれない。 キャラクターの出しすぎでまとまりがなくなったり 最終局面で尺が足らなくてドタドタと解決してしまったのがいかにも惜しい作品ですが 一見の価値はあります。
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