仮面ライダー響鬼 DVD特集
仮面ライダー響鬼 VOL.2
山の中で迷う明日夢君にかかってくる電話・・・。
これはこの山はさほど町から離れておらず 電波も届く程度の範囲で迷って困ってしまう明日夢君の 「弱さ」を表し、その後の「鍛えてない人が」のセリフに重みを与えます。(あくまで演出としてなので、山の電波など細かい点は意図を尊重します) その他、一度や二度見る程度では、つかめない深さがあり そこが「クオリティを求める人には最高」ですが、そうでない人 「個人的なおもしろさ」を求めた場合 30話以降の人事変更を招いてしまう、不幸につながっているかも しれませんね。
ヒビキさんと明日夢、明日夢と同級生の会話が自然でとてもいいです。テーマ性と人物描写のバランスがとてもいい。鍛えたりなきゃ鍛えるだけだ…ヒビキの言葉は少年だけでなく、あらゆる世代へのメッセージ。いいセリフですね。それから、さりげなく、明日夢のお母さんの芝居がとても好きです。
世界観的には、鬼がヒビキさん以外にもいることがわかったり、それのシフト表があったりと、ますますこの世界を知りたくなる仕組み。 今作のライダーたちはヒーローというよりも任務を果たすという職業人のスタンスが感じられ、逆にそこがかっこいいです。先輩にお疲れ様って云ったりするやりとりとか、好きですね。 鬼のサポート組織が猛、城南大学の後輩が風見…。嬉しくなりますね、こういう遊びも。
はっきり言わせて貰うと、この『仮面ライダー響鬼』には重大な欠点がある。それはとにかくアクションが薄い、短い、少ない。
童子と姫は弱っちくてすぐやられるし、魔化魍の倒し方はワンパターンで、見応えが無い。戦闘中に明日夢パートが挿入されるのも、リンクさせようという演出の 意図は分かるが、テンポを著しく損ねてしまっている。 人は30話以降の『響鬼』がダメダメだと言うが、このアクションシーンの薄さ・物足りなさが子供たちの受けを悪くし、路線変更を招いたのではないか? 自分も前半のテイストは結構好きだったし、戸惑いを隠せないでいる一人だが、ヒーロー番組である以上『アクションの魅力』が乏しいのはやはりいかんと思うのだよ。(まあ、この後にある金田治監督が担当した回だけはガチだったけどな) 少年たちがかつてTVの中での『仮面ライダー』に惹かれた要素は何だったのか? それは悪の怪人をバッタバッタとなぎ倒す、かっこいいアクションだったはずである。 それと、信者の皆さんの『響鬼』への愛は十分すぎるほど分かりますが、だからといって「平成ライダーになったから糞だ」という考えや発言はやめてください。その「平成ライダー」が好きな人だっているんですから。
戦闘シーンは別に短いワケではありません。
ファイズあたりと比べればずっと多いほうです。 薄いと感じるのは、単純にスタッフの力量不足でしょう。 (戦闘メインの話はかなり見応えのあるときもありますが。) しかし、イブキの音撃「ぱふううぅ」ってダサすぎ。 ついでにイブキ、水中に入ったマカモーを何で追わないんですか? ダメージ受けてたやん。後の話の方のオオナマズみたいに追えよ。 (これは、この時点でイブキの音撃は水中では使えない設定になっていたんであろう。オオナマズのときは後付け設定で使えるようにしたと思われる。)トンチンカンな描写であることはこの時点ではわかりませんが、高寺時代にもこういうのは多くあるということで書いときました。 他の部分は明日夢まわり以外ではあまり文句はありません。 面白いです。 しかし、明日夢の描写はホントに低レベルだな。 しっかりした努力描写がないまま高校合格したのは呆れた。 けっこう悩んでた割には受験という壁を軽く流しちゃった。
「響鬼」は好きだ。だが、旧響鬼ファンは「悪」だ。旧響鬼が好きだからといって過去の平成ライダーをけなす発言はどうかと思う。いったい旧響鬼から何を教わったのだろうか?ヒビキさんのメッセージは伝わらなかったようだ…
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