「徹底攻略」とタイトルにあるが、どちらかというとデザインパターンとはどういうものかを解説した入門書に近いものがある。したがって、初めてデザインパターンを学ぶ方には適していると思われる。サンプルソースはごく平易なものを採用しているが、やはり基本的なJava知識は必須。また、デザインパターンに対する過剰意識(誤解)なども後半にまとめられているのも嬉しい。実践に繋げていくためには、本書を読破するだけでは難しいが、発想の手助けになってくれる一冊である。
目的(なんのために、このパターンを使うか?)、使うメリット、使わない場合のコード、実際のコード、使うポイントなどの内容で、各デザインパターンが整理されてます。上手く整理されていて、わかりやすい本でした。サンプルソースも、わかりよい、ものです。 ただ、使用する場合の例が、OSのどうのこうの、とか、ちょっと、ビジネスちっくでない点が、個人的には、物足らない所でした。 ある程度知ってる人も読めば、理解が深まると思います。
複雑なパターンを出来るだけシンプルなサンプルで理解させようとする点は、非常にユニーク。ただシンプルすぎて、サンプルからはパターンのメリットが見えにくいという気がする。パターンごとに目的、効果、背景、詳細、注意点とまとめてあるのですが、それらの点がサンプルからは実感できません(オブジェクト指向の本質は、Hello Worldなどのサンプルからは理解できないのと一緒です)。注意点などは、結構的を得たことが書いてあるだけに、残念です。この本の説明だけで、わかった気になっても、やはり実際は使えないでしょう。また結城本に対抗意識を非常に燃やしているのか、その記述を批判している個所が目に付きます(帯にも「今まで覚えたデザインパターンの知識は間違いだった!?」などと書いてあります)。が、その批判が実は間違っているなんてこともあり、非常に誤解を与えるので、逆に初学者の方には、お薦めし難いです。今さら、Singletonのダブルチェックなどという言語仕様上保証されないことを当然のように書いているのは、いかがなものかと思います。この本は、デザインパターンを一通り理解した上で、実??に使おうとした際に、そのパターンのメリット・デメリットを整理するために参考にするという使い方が適していると思います。やはりデザインパターン本では、結城氏のものを腰を据えて読むことを強くお薦めします。
GoFのデザインパターンをひとつひとつサンプルコード付きで分かりやすく説明するのに成功している本。説明は簡潔で分かりやすく、サンプルコードもシンプルなのでJavaを少し知っていれば問題なく読み進められるでしょう。GoFの23個のパターンを200ページ弱で説明しきっているのはユニーク。これだけの薄さなので、パターンの各種バリエーションが分からないとか、サンプルコードが実践的ではないとか、そういった影響はありますが、それを欠点だと感じさせない内容と構成。GoF理解の一冊目として優れていると思います。
デザインパターンを深く学ぶには、結城浩の本が一番お勧めです。 しかし、時間が無い人にとっては、まずは、デザインパターン(Gofの23のパターン)の全体をさらっと見渡して、それぞれの特徴だけをつかみたいのでは? この本の薄さはそんな人にとって、ありがたいものだと思います。 23のそれぞれのデザインパターンの「メリット」と「デメリット」の両方が簡潔にまとめられていると思います。実践的なサンプルコードではありませんが、基礎がしっかり身に付くサンプルコードだと思います。 デザインパターンの1冊めにおすすめです。
「徹底攻略」とタイトルにあるが、どちらかというとデザインパターンとはどういうものかを解説した入門書に近いものがある。したがって、初めてデザインパターンを学ぶ方には適していると思われる。サンプルソースはごく平易なものを採用しているが、やはり基本的なJava知識は必須。また、デザインパターンに対する過剰意識(誤解)なども後半にまとめられているのも嬉しい。実践に繋げていくためには、本書を読破するだけでは難しいが、発想の手助けになってくれる一冊である。
目的(なんのために、このパターンを使うか?)、使うメリット、使わない場合のコード、実際のコード、使うポイントなどの内容で、各デザインパターンが整理されてます。上手く整理されていて、わかりやすい本でした。サンプルソースも、わかりよい、ものです。
ただ、使用する場合の例が、OSのどうのこうの、とか、ちょっと、ビジネスちっくでない点が、個人的には、物足らない所でした。
ある程度知ってる人も読めば、理解が深まると思います。
複雑なパターンを出来るだけシンプルなサンプルで理解させようとする点は、非常にユニーク。
ただシンプルすぎて、サンプルからはパターンのメリットが見えにくいという気がする。
パターンごとに目的、効果、背景、詳細、注意点とまとめてあるのですが、それらの点がサンプルからは実感できません(オブジェクト指向の本質は、Hello Worldなどのサンプルからは理解できないのと一緒です)。
注意点などは、結構的を得たことが書いてあるだけに、残念です。
この本の説明だけで、わかった気になっても、やはり実際は使えないでしょう。
また結城本に対抗意識を非常に燃やしているのか、その記述を批判している個所が目に付きます(帯にも「今まで覚えたデザインパターンの知識は間違いだった!?」などと書いてあります)。
が、その批判が実は間違っているなんてこともあり、非常に誤解を与えるので、逆に初学者の方には、お薦めし難いです。
今さら、Singletonのダブルチェックなどという言語仕様上保証されないことを当然のように書いているのは、いかがなものかと思います。
この本は、デザインパターンを一通り理解した上で、実??に使おうとした際に、そのパターンのメリット・デメリットを整理するために参考にするという使い方が適していると思います。
やはりデザインパターン本では、結城氏のものを腰を据えて読むことを強くお薦めします。
GoFのデザインパターンをひとつひとつサンプルコード付きで分かりやすく説明するのに成功している本。説明は簡潔で分かりやすく、サンプルコードもシンプルなのでJavaを少し知っていれば問題なく読み進められるでしょう。GoFの23個のパターンを200ページ弱で説明しきっているのはユニーク。これだけの薄さなので、パターンの各種バリエーションが分からないとか、サンプルコードが実践的ではないとか、そういった影響はありますが、それを欠点だと感じさせない内容と構成。GoF理解の一冊目として優れていると思います。
デザインパターンを深く学ぶには、結城浩の本が一番お勧めです。
しかし、時間が無い人にとっては、まずは、デザインパターン(Gofの23のパターン)の全体をさらっと見渡して、それぞれの特徴だけをつかみたいのでは?
この本の薄さはそんな人にとって、ありがたいものだと思います。
23のそれぞれのデザインパターンの「メリット」と「デメリット」の両方が簡潔にまとめられていると思います。
実践的なサンプルコードではありませんが、基礎がしっかり身に付くサンプルコードだと思います。
デザインパターンの1冊めにおすすめです。