switchとは:SJC-P(310-035)対策Java用語集

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Java用語集:switch

switch について:簡単に説明すると

switch とは、Java の キーワード の一つであり、 フロー制御 を行うために使用されます。

switch について:もっと詳しく

switch 文の一般的な書式は以下の通りです。

switch( 式 ){
   case 定数:
      処理文;
      break;
   case 定数:
      処理文;
      break;
   default:
      処理文;
      break;
}

switch の引数となる式は、最終的に int 型の値になるものである必要があります。
( byte 、 short 、 char 型も自動的に int 型に 拡大変換 されるので、 switch の引数とすることができます。)

式の値が case の引数の値と一致すれば、その直後の処理分が実行され、 break に到達した 時点で switch 文を終了します。

言葉では分かりにくいので、実際のコードで見てみましょう。

class Test{
   public static void main( String args[] ){
      int a = 2;

      switch( a ){
         case 1:
            System.out.println( "a は1です。" );
            break;
         case 2:
            System.out.println( "a は2です。" );
            break;
         default:
            System.out.println( "a は1でも2でもない。" );
            break;
      }
   }
}
> javac Test.java

> java Test
a は2です。

この例では、 switch の引数である a が 2 であるため、「 case 2: 」の直後の処理 (緑の文字の部分)が実行されています。
その後、「 break; 」に達して switch 文を抜け出しています。

ちなみに、どの case にも一致しない場合、 default の直後の処理が実行されます。

確認してみましょう。

class Test{
   public static void main( String args[] ){
      int a = 5;

      switch( a ){
         case 1:
            System.out.println( "a は1です。" );
            break;
         case 2:
            System.out.println( "a は2です。" );
            break;
         default:
            System.out.println( "a は1でも2でもない。" );
            break;
      }
   }
}
> javac Test.java

> java Test
a は1でも2でもない。

switch の引数である a には 5 が格納されているため、「 case 1: 」にも「 case 2: 」にも 該当しません。
そのため、 default の直後の処理(緑の文字の部分)が実行されています。

default を記述していない場合、どの case にも一致しなければ、何も処理されること無く switch 文は終了します。
これは自分で確認してみて下さいね。

続いて、似た構文を使える if 文と比較してみましょう。

class Test{
   public static void main( String args[] ){
      int a = 1;

      System.out.println( "switch 文を開始します。" );
      switch( a ){
         case 1:
            System.out.println( "a は1です。" );
            break;
         case 2:
            System.out.println( "a は2です。" );
            break;
         default:
            System.out.println( "a は1でも2でもない。" );
            break;
      }

      //下記の if 文は上記の switch 文と全く同じ処理になります。

      System.out.println( "if 文を開始します。" );
      if( a == 1 ){
         System.out.println( "a は1です。" );
      }else if( a == 2 ){
         System.out.println( "a は2です。" );
      }else{
         System.out.println( "a は1でも2でもない。" );
      }
   }
}
> javac Test.java

> java Test
switch 文を開始します。
a は1です。
if 文を開始します。
a は1です。

このように、 switch 文は if 文に完全に置き換えることができます。
ただし、 if 文から switch 文へは置き換えることができない場合もあります。
if は引数が boolean 型として評価される式ですが、switch は引数が int 型として評価される式であるため、 使用できる場合が少し限定されます。

その他にも if 文と異なる点があります。
それは break を記述しない場合の動作です。
switch 文で break を記述しなくても、コンパイルエラーにはなりません。
break がない場合、条件に合致したあとの全てのコードが実行されることになります

//break をコメントアウトしています。
class Test{
   public static void main( String args[] ){
      int a = 2;

      switch( a ){
         case 1:
            System.out.println( "a は1です。" );
            //break;
         case 2:
            System.out.println( "a は2です。" );
            //break;
         default:
            System.out.println( "a は1でも2でもない。" );
            //break;
      }
   }
}
>javac Test.java

>java Test
a は2です。
a は1でも2でもない。

「 case 2: 」で条件が合致してから、それ以降の全てのコードが実行されている様子が分かりますね。
この break 書き忘れは結構やりがちですが、コンパイラがエラーにしてくれないので十分注意しましょう。

関連項目:  case  default  break



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