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      １発合格★Java認定試験！(SJC-P)メルマガ問題集

              http://sjc-p.obx21.com/

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           - 予告号(vol.0) - 2004/03/01 -
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皆さん、初めまして！

このメールマガジンに興味を示して下さって、本当にありがとう
ございます！！
Java認定試験の一発合格を手助けできるよう精一杯頑張りますので
今後ともよろしくお願いします。

またJavaは勉強しているけど、資格は目指していない、そんな人に
もJavaを勉強する上で参考になるようなメルマガを目指していきます。

試験に興味はないけど、Javaには興味があるという人、遠慮せず
どんどん登録してくださいね！
もちろんこのメルマガは無料で解約もボタン一つでできます。

ちなみに発行は週４～６回程度を予定しています。
問題と解答のサイクルは次のように予定しています。

奇数回：問題編
偶数回：解答編

つまり、以下のようになります。


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１回目発行：vol.1（問題編）
２回目発行：vol.1（解答編）
３回目発行：vol.2（問題編）
４回目発行：vol.2（解答編）
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基本的に一回のメールマガジンで１問～２問出題し、次の回で
前回の問題の解答を出す予定です。
体力と暇があれば、１回のメルマガで３問以上出題したいな～と
思っています。
（あまりあてにはなりませんが・・・(^^;)）

ちなみに第１回目の発行は３月２９日を予定しています。
もう少しお待ち下さいね。

ところで、問題と解答を一緒に送らないのにも一応理由があります。
それは、もし問題で分からないところがあったとき、一度自分で
調べて考えるプロセスを持っていただきたいからです。

一つのメルマガに問題も解答も入っていれば、確かに便利です。
すぐに解答を確認できてストレスも感じないでしょう。
しかし、それでは結局あまり意味がないのです。
だってそうして簡単に知ることができた知識は簡単に忘れてしまう
ものですから。

このメルマガは最終的には、あなたがJava認定試験に合格して資格
を取得してもらうことを目的としています。

問題と解答を単に読んでもらうことを目的としているのでは無いのです。

できれば、問題に添付してあるコードをは全部コンパイルして実行
してみて下さい。
自分の予想と違う結果が出てしまったらチャンスです。
コードをいろいろいじって試行錯誤してみましょう。
そうすれば思わぬ収穫があるはずです！
人間って他人の話はすぐに忘れてしまいますが、自分で試行錯誤して
得た知識はことは本当の実力になります。
これを積み重ねていけば、本番の試験でも応用的な思考ができるよう
になっているでしょう。
ぜひ、解答が届いてしまう前に自分で調べるというプロセスを大事に
してくださいね！

そういうわけで、問題と解答を２回に分けて送らせてもらいます。
この点についてはあらかじめご了承ください。

ただし、この予告編メルマガだけは最後に解答も一緒に掲載して
います。
（そうでないとメルマガの見本になりませんしね。(^^)）


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ところで、仕事や就職・転職などで、どうしても急ぎで資格が
必要な人もいるかも知れません。
メルマガなんて悠長に待っている暇は無いよ！という人のために、
私のサイトでオススメの問題集などを紹介しています。
ぜひ参考にしてみて下さい。

最近ではJava認定試験関連の本がかなり増えてきたので、良書を
見つけ出すだけでも一苦労です。
無駄な出費をしないためにも参考書選びは慎重に行いましょう！


http://sjc-p.obx21.com/pickup/


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さて、そろそろ本題に・・・と行きたいところですが、もう少し
受験前の心得みたいなところを書いておきたいと思います。
現在、仕事でバリバリJavaを使っている人には特に重要な話です。

すでに勉強を始めている人はお分かりになるかと思いますが、この
Java認定試験(SJC-P)は結構細かい知識まで問われることがあります。
また、明らかに単なる引っ掛け問題のようなものもあります。

このことが何を意味するかというと、この試験では開発経験だけ
で受験しようとすると痛い目を見ることがある、ということです。

つまりこの試験ではJavaの経験だけでなく、『試験対策の勉強』も
必要ということです。
（非常に残念なことではありますが・・・）

何といっても受験料だけで２万５２００円（！）もします。
（2004年3月1日現在）
よほど裕福な人でない限り失敗できない試験といえるでしょう。
そんなわけで、試験前には問題集などで必ず入念に試験対策を行って
おきましょう。
そのためにこのメールマガジンと私のサイトがお手伝いできれば幸いです。


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さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題に入りましょう！
今回は３問の出題です。
しっかり考えて解答してみて下さいね。


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【１問目】
以下のようなコードがあります。（開始から終了までの部分）

//開始
class Test{
  public static void main( String argv[] ){
     double d = 3.14;
     int i = Math.ceil( d );
     System.out.println( "i = " + i );
  }
}
//終了

このコードをコンパイルし実行するとどうなるでしょうか。
選択肢から１つ選択してください。
（コンパイル、実行の方法は正しく行われるものとします。）


a. 「i = 0」と表示される。
b. 「i = 3」と表示される。
c. 「i = 4」と表示される。
d. 「i = 31」と表示される。
e. コンパイルエラーとなる。










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【２問目】
以下のようなコードがあります。（開始から終了までの部分）

//開始
public class Test{
  public static void method1( int i ){ }
  /* 追加 */
}
//終了

このコードの「追加」の部分に挿入したときに、method1を正しく
オーバーロードできるコードを全て選んでください。


a. public static void method1( int i, int j ){ };
b. private static void method1( int i ){ };
c. void method1( int i ){ };
d. public static double method1( int i ){ };
e. public void method1( float f ){ };










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【３問目】
次のうちJavaでキーワードとして予約されている単語を全て選択して下さい。

a. goto
b. null
c. class
d. method
e. array
f. super
g. while










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さて、実際に問題に触れてみてどうでしたか？
楽勝！という人もいれば、ぜんぜん分からない人もいることでしょう。
ただ、簡単に解けた人は特に注意してくださいね。
この問題楽勝！って思って解いてると思わぬところで落とし穴が
あったりします。
注意深さもこの試験では問われますので、慎重に問題を解くように
しましょう。

とりあえず、今回は予告編ということで、解答も一緒に掲載します。
答えに自信のある人も念のため確認しておいて下さいね。


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【１問目・解答】
e. コンパイルエラーとなる。

【１問目・解説】
Math.ceil()は与えられた引数の小数点以下を切り上げて返すメソッドです。
基本的な使い方を解説していますので、以下のページも参考にして
下さい。


http://sjc-p.obx21.com/word/ec/ceil.html


さて、なぜこのコードでコンパイルエラーになるでしょうか。
それは、ceil()メソッドの戻り値はdouble型でなければならない
からです。
ちょっと意地の悪い問題でしたね(^^;)。

問題では戻り値を
int i = Math.ceil( d );
という風に、int型で受けています。

double型からint型への自動変換は行われないので、このコードは
コンパイルエラーとなります。
正しく動作させるためには例えば以下のような修正案が考えられます。

修正案１：int i = (int)Math.ceil( d );
修正案２：double d = Math.ceil( d );

それにしても、小数点以下を切り上げれば必ず整数になるのだから、
戻り値はint型でもよさそうですけどね。
紛らわしいので注意しましょう。

ちなみに小数点以下切り下げの Math.floor() メソッドも同様に、
戻り値はdouble型になっています。

しかし、なぜか四捨五入する Math.round() は戻り値がint型か
long型になります。
（引数がfloat型なら戻り値はint型。double型ならlong型）

この辺はちょっと間違いやすいポイントだと思うので覚えておき
ましょう。

Mathクラスの他のメソッドについて気になった人はこのページで
確認してください。


http://sjc-p.obx21.com/em/math.html






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【２問目・解答】
a. public static void method1( int i, int j ){ };
e. public void method1( float f ){ };

【２問目・解説】
これはオーバーロードの問題でした。
オーバーロードって何？という人は以下のページで確認してください。


http://sjc-p.obx21.com/word/ja/overload.html


さて、メソッド名をオーバーロードするにはどのような条件が
あったか覚えてますか？
まずはJavaでメソッドを宣言する際の規則を思い出してみましょう。

Javaでは同じシグネチャのメソッドを複数定義することが禁止されて
います。
シグネチャとは、メソッド名・引数の数・引数の型のことですね。
詳しくは以下のページで確認してください。


http://sjc-p.obx21.com/word/js/signature.html


逆にいえば、シグネチャが異なればメソッドを複数定義することが
できるのです。
つまり、メソッド名、引数の数、引数の型の一つでも違えば良いのです。

オーバーロードとはこのメソッド名、引数の数、引数の型のうち
メソッド名は一緒だけど、引数の数か引数の型の違うメソッドを
複数定義することを言います。


これを踏まえて今回の問題の見てみましょう。
まず、最初から宣言されているメソッドは以下のようなものでした。

public static void method1( int i ){ }


選択肢 a から見ていきます。

a. public static void method1( int i, int j ){ };

引数の数が違う、つまりシグネチャが異なるので宣言できます。


b. private static void method1( int i ){ };

メソッド名、引数の数、引数の型が全て一緒ですね。
つまりシグネチャが一緒なので、宣言できません。


c. void method1( int i ){ };

これもシグネチャが同じなので宣言できません。


d. public static double method1( int i ){ };

もうわかりますね(^^)。


e. public void method1( float f ){ };

これは引数の型が違うので宣言できます。


このオーバーロードの問題についてはツボを抑えてしまえば
非常に簡単な問題なので、しっかり覚えておきましょう。

特に注意しておきたいのは、戻り値はシグネチャに含まれない
というところですね。
ここは引っかかる可能性があるので、十分注意しましょう。





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【３問目・解答】
a. goto
c. class
f. super
g. while

【３問目・解説】
キーワードの問題は基本的に覚えるしかありません。
私のサイトでもキーワード一覧を掲載していますので、必要で
あれば確認してみて下さい。


http://sjc-p.obx21.com/word/jk/keyword.html


普通のキーワードは何度もコードを記述していれば自然と覚え
られるのですが、特殊なものもあるので、そこを解説します。

goto:
現在Javaではgotoは使用されていません。
でもキーワードとして予約されています。
なぜでしょうか？
これはおそらくgoto性悪説（笑）にもとづいて、gotoをJavaから
締め出すためだと思われます。
※gotoはしばしば他のプログラミング言語でコードを読みにくく
　するものとして嫌われる傾向があるのです。
キーワードとして予約することで、コード中にgotoというコトバ
が出現しないようにしているのだと思われます。

class:
super:
while:
これらはJavaの基本中の基本キーワードなので、覚えましょう。
普通にコーディングしていれば、覚えられるかと思います。

ちなみに、「あれっ、nullはキーワードじゃないの？」と思った人も
いるかもしれません。
Javaではnullはキーワードではなく、リテラルとされています。
true, false, null の３つはキーワードっぽい感じがしますが、
いずれもキーワードではなく、リテラルなので注意しましょう。

リテラルって何だろうと思った人はここで確認してください。


http://sjc-p.obx21.com/word/jr/literal.html





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今回の予告編メルマガはこれで終了です。
いろいろな感想を持たれた人がいるかと思います。
何かご意見や提案がありましたら、下記のアドレスにメールして
頂けるとうれしい限りです。

また、誤った部分があったら指摘してもらえると助かります。
私も細心の注意を払ってメルマガを発行していきますが、私も
人間ですので、勘違いして間違えたことを発信してしまうこと
があるかもしれません。
そんな時、やさしく指摘して頂けると非常にありがたいです。

そのほかメルマガの内容とはあまり関係ないことについてでも、
気軽にメールしてみて下さい。


mm@obx21.com


何かしら反応があると発行の励みになるものです。


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それでは、あなたがこのメルマガを購読してくれることを願って
この予告編を終了したいと思います。

最後まで読んで下さり本当にありがとうございました(^^)



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